カナダに移住して1年ちょっと。2019年もよろしくお願いします。

久しぶりの更新です。

 

2018年の始めに新年の抱負を書いていたのですが、急遽日本に1か月ほど帰国する必要が発生するなど身辺が落ち着かず、抱負を達成するどころか生きるだけで精一杯な1年になってしまいました。

 

2018年に広げた風呂敷は広げっぱなしのままになってしまいますが、2019年は特別な目標を立てずにやっていこうかなと思います。

 

2017年末にバンクーバーに移住して1年と少し経過しました。

 

以前住んでいた時はこちらの企業に就職して会社員として生活していましたが、今は個人事業主なので働き方や生活スタイルはだいぶ違っています。以前から知り合いだった友達や新しく知り合った友達も、こちらで独立して自分でビジネスを立ち上げている人が多く、わりと忙しくて友達とご飯に行ったり遊びに行ったりする機会は少なくなってしまいました。

 

前にも住んでいた場所なのに、自分でもびっくりするほどバンクーバーでの生活に適応できていないと感じています。

 

日々の他愛もない話をする相手がいないというか、全くいないわけではないけれど、そんなにしょっちゅう会えないのが辛い所です。それ以外は、言葉の面で困っていることは特にありませんし、ありがたいことに仕事には恵まれています。

 

カナダ移住に伴って、日本在住時にメインで担当していた仕事(日本国内在住が条件)を離れなくてはならず、仕事面においては2018年の出だしは好調とは言えませんでしたが、その後LinkedInで別の会社に声をかけてもらって取引が始まったことから仕事の依頼が安定してきました。

 

日本にいた頃の仕事はIT系企業の案件が中心でしたが、最近はそれだけに留まらず、幅広い企業・ブランドの仕事を請けていて、企業ブログ、eラーニングプラットフォーム、ウェブサイト、動画字幕など、様々な媒体に対応しています。

 

たくさんのソースクライアントの案件を担当し、ありがたいことに、相性の良かった企業数社から指名で仕事の依頼をいただけるようになりました。

 

また、翻訳会社に翻訳者として登録することを希望する応募者に対して翻訳会社が課している試験(いわゆるトライアル)の採点を担当したり、特定のソースクライアントの案件に参加されたばかりの新人翻訳者さんにフィードバックをしたり、新規のソースクライアント向けにスタイルガイド(翻訳の仕様書)を作成するプロジェクトを手伝ったりと、いち翻訳者としての役割を超えた仕事もさせてもらっています。

 

こうした仕事は、過去にローカライゼーション企業のプロジェクトマネージャーやグローバル企業の社内翻訳者として、フリーランス翻訳者さんに対して発注・フィードバック・品質管理を行ってきた経験や、何もないところからスタイルガイドを作り、ノウハウを共有する仕組みを作ってきた経験を活かすことができ、自分が翻訳をする上でも勉強になることが多いので、今後も継続していきたいと思っています。

 

2018年の後半はとても忙しく、引き合いをいただいてもスケジュールが合わずに断ざるを得なかった案件もたくさんありました。また、10月以降はついつい仕事を詰め込みすぎてしまって、体調管理がおろそかになっていたように思います。11月末には数年ぶりに風邪を引いてしまいました。身体が何よりの資本なので、クオリティの高い仕事ができるよう適度に休みつつ運動しつつ、健康を維持していきたいです。

 

なんだか仕事の話ばかりになってしまいました。他にも読んだ本や見た映画、サッカー、フィギュアスケートなどについて書きたいことが色々あるので、そのうちまた更新したいと思います。